賃貸の家に住んでいるため、神棚の設置をあきらめている人はいませんか?
「借家じゃなければ神様をちゃんとお祀りしたいのに…」
とご相談を頂きましたので、傷つけずに神棚の取付けは可能か!?を色々と実験してみました。
(A)押しピンほどのキズで済ませたい人
(B)ビスを使ってガッチリ固定したい人
(C)まったく傷跡を残したくない人
■押しピン程度のキズで神棚(箱宮)は設置できるのか
まず、(A)の検証に使用した神棚は「箱宮(膳引き出し付)」。
ちなみに箱宮の重量は約6㎏。
そして3種類のピンを使用します。
どれもホームセンターで買える物ばかりで、今回はすべてメイド・イン・ジャパンのみ揃えました。
■A-1 タックンフック(1つ当たり最大垂直荷重3㎏)
壁に差し込むとピンが開き、抜けにくくなるのが特徴。
カレンダーや時計であれば問題ないでしょうが、神棚は毎日お世話をするため、多少は揺れることを想定しなければなりません。
また高い場所の設置することが普通なので、地震など強い揺れへの耐久性も必要です。
手で揺らし続けた結果、少しずつピンが手前に抜けてきました。
この種類のボード用ピンは、脱着が簡単なのがウリでしょうから、神棚の設置には不向きと言えるでしょう。
なお、神棚の重量約6㎏に対し、フック1つあたり3㎏までなので、箱宮側の吊り下げ金具を3つにして検証しました。
■A-2 スリーピン(1つ当たり最大垂直荷重7㎏)
取付方法はハンマーでたたくだけ。
私の場合は、指で押すだけで入りました。
映像をご覧いただければ分かりますが、この製品は神棚に使用してはいけません。
■A-3 シグマフック(1つ当たり最大垂直荷重5㎏)
1フックあたり4本の細いクギを使用します。
横へ2本、斜め下へ2本入るので、これまでより強固な感じです。
100円玉コインを使って押し込んでもいいし、金づちで打ち込んでも良いでしょう。
だいぶ強く揺すりましたが全く問題ありませんでした。
これなら安心して神棚を設置することが出来そうです。
■まとめ/壁掛けフックを使って神棚を設置する方法
実際の壁によって多少の違いはあるかと思いますが、これ位の強度があれば問題なく神棚を設置できる筈です。
壁に掛けるタイプの神棚は数種類ありますので、ご予算・サイズ・形状をご検討の上、お気に入りの物をお知らせ下さい。
■壁掛け用フック(A-3で使用のもの)
必要時はシグマフック(白 2コ ¥500)を当店で購入できます。
■神棚背面の吊り下げ金具
金具が2つでは心配という方は、追加で1~3コ増設も可能です。
■もう少し大きい傷がOKの場合
■まったく釘・ビスが使えない場合
『目指せ、全国制覇!』
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